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たた美

畳の構造の簡単な説明

 皆さんこんにちは。今回は畳の造りについて、ザックリと簡単に説明したいと思います。

 畳は大きく次の3つの部位に分かれています。

1,畳表 2,畳床 3,縁


 まず1つ目の畳表(たたみおもて)から説明します。これはよく皆さんが目にする、畳の表面の草の部分のことです。草と言っても、い草で造られた表の他に、和紙や化学繊維で造られた化学表というものもあります。違いとしては、肌触り・見た目・汚れの付きづらさ・日光による変色や香りの有無などがあります。

 次に畳床(たたみとこ)についてです。これは畳の基となる部分で、昔は藁で造られた藁床が主流でしたが、現在では木工チップを固めたボードと発泡スチロールのような断熱材を組み合わせた建材床が多くなっています。この二つの違いには重さ・ダニなどの発生のしづらさ・自然素材かどうか・室内湿度の調整などが挙げられます。

 最後に畳縁(たたみへり)です。これは上の2つの部位を縫い合わせ繋いでおく役割をしている縁の布の部分です。素材・色・柄が様々あり、これを変えるだけでお部屋の印象ががガラリと変わることもあります。


 ザックリとした説明は以上です。これらは一般の方が注文する際に建設屋さんや畳屋さんにどれを使いたいか指定することができます。今後それぞれについてまた改めて説明します。お楽しみに。

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